半田病院のあり方を再考する会

半田市在住の医師、一級建築士、薬剤師、看護師で、半田病院の移転問題について考える会を立ち上げました。より多くのかたにこの問題を知っていただき、よりよいプランを考え、意見を発信していきたいと考えています。

6/27 市議会を傍聴してきました。

傍聴してきました。(中川健一議員、山本かよこ議員の一般質問)
市長の主張は以下の通り。(正確にはYoutubeでご覧ください)

・病院建設地を考えなおすことはない

・職員駐車場に建てると選挙公報に書かなかったのはもう周知されている、「自明の理」だったから。

・病院を早期に建てることこそが市民ファースト。早期建設が健康を守るうえでもっとも重要。

・慢性期病院をどうするかは(現病院を利用するかも含め)これから考える。

・住民投票は、Yes,Noの問題ではない病院移転問題にはなじまない。市議会の権限と責任を重視。住民投票は気運が高まったときに改めてすべき(?)

・市民の意見はパブリックコメントや市長への手紙で聞いている。あり方検討委員会で市民アンケートも行った。

早く決めないことには、豊洲のようになる

・もっと早くから市民の意見を聞くのが市民ファーストでは?困ったときは最初に戻るという考えは?→ない

・市政懇談会で、なるほどそうだったのかと思える土壌をつくる(職員駐車場に建てることを納得させる)

・昨年9月に行った市民説明会と今後行う市政懇談会の違いは→半田病院院長が説明。院長、副院長も早く建てることが重要だと言っており、院長が説明したいと言っている。市民説明会では市長が説明したが次は院長も説明する。

・医師会、歯科医師会、薬剤師会でも説明した。


時間がないから職員駐車場?

市側の「耐震性の問題、修繕に多額の費用がかかるためすぐに建てられる職員駐車場」にという主張に対する意見を、議会議事録などの抜粋ともに示します。


①移転延期に伴い必要となるとされる修繕費用140億円の根拠がない。
 *140億円は、配管の抜き取り調査もしていなければ壁の抜き取り調査もしていない(平成28年9月市議会定例会)
 *仮に平成34年度までの使用とした場合の修繕費は、中央管制装置の更新や空調設備の更新などで10億円を見込んでいます。また、平成36年までの使用とした場合、コージェネレーション設備の更新等でさらに6億円程度(平成28年9月市議会定例会)→ということは平成36年までで16億円。
 *修繕に140億かかるとしながらも、慢性期病院として利用するという主張もされていた。これについては半田市長選挙公開討論会で質問をしたが、慢性期病院として利用するか否かの明確な答えはない。
②移転候補地の検討開始(あり方委員会開催)が遅すぎる
 *平成23年度に病院職員による半田病院将来計画検討委員会立ち上げ。この委員会でも建設場所の議論があったのでは??東日本大震災は平成23年!
 *半田市立半田病院将来計画を平成25年12月に策定してから、あり方検討委員会で、建設場所の議論がされる(平成27年11月)まで約2年のタイムラグ。ちなみに新庁舎は平成25年着工、平成27年完成。
 *平成25年9月のパブリックコメントに半田市の山側の建設求める意見あり
  平成26年3月医師会からの高台移転の要望書

③耐震診断は平成15年施行!
 *市長は街頭演説で、「新生児室が危ないので建て替えを急がねば」とおっしゃっていたらしい。→耐震診断は平成15年施行。そこで中央診療棟に耐震性能不足を指摘されているが今になって急になぜ?(資料1)。一方、平成28年9月の住民説明会では、病院建物は耐えられると(資料2)。
④アイプラザの扱いが不明
 *職員駐車場は狭いのでアイプラザを壊すという話があるようだが、アイプラザの土地は県の所有なので買収も必要。解体費も必要。半田市長選公開討論会で壊すのかどうか尋ねたが回答なし。
耐震診断

半田病院移転、予算計上先送り

6月20日の市長の定例記者会見にて、新半田病院の基本設計予算案の提出を延期されることが発表されました。市職員駐車場に建設する考えはかわらないとしたうえで、「市民がみんなで『あそこはあかんぞ』となれば考えなければいかんと考えている」と市長が発言されたそうです。
6月の議会、記事にあります8月22〜26日の市政懇談会、参加しましょう!
議会の日程はこちらから
21朝日
半田病院
21読売
21毎日

市長に陳情書を提出しました。

6月19日付けで、市長あての陳情書を提出いたしました。元市議有志6名からも市長に陳情書が提出されたそうです。(6月20日中日新聞)
市議会への陳情については、6月30日の総務委員会にて取り扱いが検討されるそうです。私の陳情の他に、半田市政を考える会からの請願(共産党議員と請願)、退任市議6名からの陳情がありました。それらの請願、陳情がまとめて6月30日の総務委員会で検討されるとのことです。
元市議20読売

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半田市長選挙公開討論会、病院問題①

半田市長選挙公開討論会において、半田病院の移転問題について議論されました。半田病院は津波避難区域内にありますが、大地震時の救急車、職員の対応について質しました。そのときのやりとりは以下の通りです。
専門家が本当にその発言をしたのかどうかは別として、この回答が正しいと思われるかどうか、皆さまお一人お一人にお考えいただきたいと思い、掲載いたします。回答については、映像から聞き取ったものをそのまま文字にしています。

質問:救急車や職員は、大地震の時に、津波避難区域の内の病院にむかうことができるかどうか。どのような指揮を執ってどのような手段で人や救急車は病院に向かうことができるのか。

 

榊原市長の回答:地震工学に詳しい名古屋大学の福和先生にお聞きをしました。避難区域を定めたのは、これは補強次第でどんどんリスクが低減できる、そういうことを示すためにつくったものであって、この避難区域であるか否かを、病院を建てる場所の議論に、その俎上のなかで避難区域ということを論じられるのは甚だ不本意であるとおっしゃっておられました。

ですから、いま、避難区域であるが故に、愛知県・国によって、阿久比川の堤防ですとか、半田運河の岸壁も、地震があっても壊れないようなものにどんどん改修されています。ですから、ちょうど病院をこれからつくろうとしているときには、本当に素晴らしい、地震がきても津波に水がはいってこないような区域にできる、と確信しています。

津波避難区域についてはこちらをクリック
大津波警報が発令されたら2
大津波警報が発令されたら

市議会に陳情書を提出いたしました

6月16日に市議会に下記の陳情書を提出いたしました。

スライド1


私は、2月にも陳情を行い、2月17日に陳述(内容はこちらをクリック、職員駐車場が不適な理由について)いたしましたが、結局、趣旨採択というかたちで、とくに市議会での検討は行っていただけませんでした。
2月の陳述の時に、最後に市議会の皆様にお願いした言葉は以下の通りです。その後、結局、市長選挙で問われる形となり、私・浅野まりなを応援した加藤美幸議員、松井氏を応援した中川健一議員、もともと高台移転を主張していた共産党議員以外の議員は全員、職員駐車場案を推した榊原純夫市長を応援されました。
今回、民意をうけたかたちで再度陳情いたします。次こそは、きちんと市議会で話し合っていただきたく存じます。
2月の陳述内容:職員駐車場に病院を建てた場合に、本当に中核災害拠点病院として機能できるかどうか、市民がその場所に病院を建てることを望んでいるかどうか、是非今一度市議会で話し合い、よりよい策をうちだしていただきたいと期待いたします。また、議員の皆様のところには、病院の移転問題を考え直してほしいという市民の意見が届いているはずです。市議会議員の皆様に伝えれば何とかしていただけると期待しての行動です。どうかこの大切な問題を市議会で話し合ってください。この判断は後世に残ります。大規模災害時にすべては明らかになるでしょう。その時に犠牲になるのは子供や孫の世代かもしれません。子供や孫の世代に遺恨を残すことのないよう、今一度お考えいただきたく存じます。 

広域的な視点

「家から遠くなる」これは個人の意見としては理解できる意見。
しかし、どこにつくっても、遠くなる人がいれば近くなる人もいる。

そして、半田病院がカバーする2次医療圏は知多半島全体。
半田病院は半田市立の病院だが、救命センターは知多半島全体のもの、中核災害拠点病院は知多半島にひとつだけ。
半田市がもっている病院でも、当然、近隣市町の方々も利用するし、利用する権利がある。救命センターを持つ病院として、災害拠点病院としての補助分が交付税に上乗せもされている。

さらに、半田病院は急性期病院。血圧の薬をもらいに行くのは近くのかかりつけ医。半田病院は、多少遠くても、いざというときに頼れる、信頼できる救急病院であることが重要。あるいは、高度の医療をうけるために「行きたい」病院となることも重要。災害への備えは言うまでもない。

個人個人が、公の利を考えることは難しいかもしれない。
しかし、公人は、全体を考えなければならない存在。半田病院のことに関していえば2次医療圏全体のことを考えてほしい。

半田病院は、中核病院としてふさわしい場所、そして、災害拠点病院としての機能を果たせる場所に建ててほしい。建てなければならない。東日本大震災の教訓、阪神淡路大震災の教訓をきちんと生かした病院づくりをしてほしい。(3月の毎日新聞記事。新築のタイミングでない病院は現状でできる範囲の災害への備えをしている。新半田病院は移転新築する災害拠点病院なのですから・・・)

一市民、一医師としての私の希望。病院移転に大きな関心
スライド1

愛知県としての考えは?

私はこれまでずっと「半田病院の広域的な役割」について論じてきたつもりです。愛知県の各部署に、災害対策についても確認(愛知県の見解)に行きました。災害拠点病院を指定しているのは愛知県。半田市の病院ですが、本来「市民」だけでなく、周辺の市町にも影響することだと私は思っています。知多半島で唯一の救命センターとしての責任、唯一の中核災害拠点病院としての責任が、半田病院にはあります。その分の財源も交付税に上乗せされています。ですから、県にも申入れを行いました。
県知事は、榊原市長を支持されたのですから、その点についてよく話し合い、候補地の決定にも関わっていただきたいと私は考えます。一医療者として、お願い申し上げたく存じます。(浅野麻里奈)大村2

ギャラリー
  • 時間がないから職員駐車場?
  • 半田病院移転、予算計上先送り
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  • 市長に陳情書を提出しました。
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