半田病院のあり方を再考する会

主に半田病院の移転問題について考える市民団体です。半田病院の建設地は当初の予定から変更となり一定の区切りを迎えたため、2019年2月をもってブログの更新を終了させていただきます。皆さま、ありがとうございました!

市政懇談会の事前質問と回答

市政懇談会の事前質問(開催前に文書で質問を募集していました。当日取り扱われなかった質問と答えがHPで公開されています。)で特に気になったものが2つ。1つは当会会長が出したものですので、原文も含めてご紹介いたします。
質問①
<質問の原文(当会会長が送ったものです)>
「地震工学に詳しい名古屋大学の福和先生にお聞きをしました。避難区域を定めたのは、これは補強次第でどんどんリスクが低減できる、そういうことを示すためにつくったものであって、この避難区域であるか否かを、病院を建てる場所の議論に、その俎上のなかで避難区域ということを論じられるのは甚だ不本意であるとおっしゃっておられました。」
これは半田市長選挙公開討論会の際の市長のご発言です。この福和先生のご発言はいつどこでなされたものでしょうか。会議の議事録など、文書がございましたらお示しください。ない場合、現在もご本人に確認がとれると思いますので、福和先生の同意を得たうえで、発言内容を文書にてお示しいただけますようよろしくお願いいたします。
私は、避難区域に指定されるような場所に新たに中核災害拠点病院を建てることがおかしいのではないかと思います。そこに災害時に職員、救急車が向かわなければならないことを、病院を建てる議論にのせることは不本意なことでしょうか?市長ご自身のお考えについてもお聞かせください。

<ホームページに記載されている質問文>
災害時は職員、救急車が向かうことになるが、避難区域に指定される場所に中核災害拠点病院を建設するのですか。また、半田市長選挙公開討論会において、名古屋大学福和先生の発言を引用されていますが、どこでなされたものでしょうか。

<市当局の回答>
災害拠点病院については、津波のみならず、他の自然災害や人的災害も含めたあらゆる大規模災害への対応を多角的な視点から議論すべきであると考えています。また、ひとたび大きな災害が発生した際には公務員である職員が果たすべき責務は大きいと考えます。しかしながら、④でお答えさせていただいたとおり、参集途上など対応時に危険を感じた場合にはためらわず、早急に避難等の安全確保の措置を取ることを最優先とすべきであると考えます。なお、公務外の発言に関して、行政としての回答は控えさせていただきますのでご理解いただきますようお願いいたします。

質問②
<ホームページに記載されている質問文>
5年後(平成34年度)のはんだ山車まつりはどこで開催するのでしょうか。

<市当局の回答>
はんだ山車まつりについては、実行委員会により実施しており、開催場所も委員会により決定することとなりますが、現段階では決まっておりません。

ちなみに、市議会では、市長の選挙公約に関する質問について、行政職員が回答をしています。例えば、6月の議会では、「選挙公報にあった若いパパとママへの子育て支援」に関して質問があり、それに対し、福祉部長が回答しています。公約は、立候補者が公務外に作成したもののはずです。その公約の根拠に関して公開討論会でした発言に対して、回答がいただけないのは残念です。

公開質問状を作成しました!

現在、衆議院議員選挙の真っただ中。

当会では、この機会に公開質問状を作成し、愛知8区の立候補者の方々にお届けしてまいりました
立候補者のかたは、自由民主党・伊藤忠彦さん、共産党・長友ただひろさん、無所属・ばんの豊さんの3名です。

愛知8区=半田市、常滑市、東海市、知多市、知多郡。

つまり、半田病院が救急・災害医療を担う知多半島医療圏そのもの(大府市のみ7区)です。各政党は、大規模災害等に備えた防災・減災対策の推進、計画的防災対策などを訴えておられます。
 質問の内容は以下の通りですが、救急医療・災害拠点病院に関するお考えなどをお聞きしております。
回答をいただきましたら、こちらのブログにアップいたしますので、参考になさってください。
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候補地比較表

おまたせしました!
知多半島インター周辺土地の4つの候補地と職員駐車場の比較表をお示しします。ここに挙げた以外にも南部食品市場の南側の農地、運動公園、市民球場など候補地は多数あります。我々は半田病院が災害時に機能することができ、職員や患者が安全に向かうことのできる場所に移ることができれば特定の候補地にはこだわりません。早期に安全な場所に半田病院を移転させることができるように、候補地を再考いただくよう切に願います。
 コスト、スケジュールに関する比較表は順次公開していきます。

 職員駐車場案には災害対策だけでなく、敷地の狭さなど多くの課題がありますが、市政懇談会では具体的な建設スケジュールや建物配置、課題に対する対応策が示されませんでした。我々は市に対して公開討論会の実施を求めます。
 
 比較表1013
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有効署名数、1万662人!

選挙管理委員会から、有効署名数が、1万662人であったとご連絡をいただきました。
10月12日から18日まで縦覧期間となります。(署名を署名した本人と、それを集めた受任者のみ閲覧可能です。)

↓10月11日朝日新聞朝刊
朝日新聞

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署名簿提出しました!

9月21日夕刻に署名簿を提出してまいりました。私たちの集計では11262人分の署名をいただいています!
今朝の新聞各社朝刊に掲載されましたのでご覧ください。
CBCニュースはこちらをクリック
今後は、10/11まで署名簿の審査→10/12~18 署名の縦覧期間(署名者本人の署名の閲覧可能)→10/19 署名簿返却と条例制定請求→10/20から20日以内に議会招集という流れになる予定です。
署名にご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました
これから、半田病院の移転先見直しに向け、ますます頑張りましょう
922まいにち朝刊
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署名数、目標達成です。

18日をもちまして、半田市住民投票条例請求の署名を終了いたしました。
皆様に集めていただきました署名は、
11000人を超えています
(必要署名数は1930人です。)
9月21日17:00に半田市役所に提出
いたします 明日は、西区民館にて最終チェックです。署名簿の提出し忘れがある方は、昼過ぎまでに必ずお持ちください!
当初の目標であった1万筆を達成です!!!
半田市民の10人に1人が署名してくださっているということです。
本当にありがとうございます。

期間中、市外の方からも、署名をしたいと言っていただくことが多くありました。
署名できない方の想いも無駄にしないように、全力を尽くします。
32857

1万人目指す

署名活動、残り5日です!


現時点で必要数である1930人を超える署名が集まっておりますが、9月18日まで1名でも多くの署名を集められるよう活動しております多ければ多いほど、住民投票実現のための力になります。最後の週末は、公民館等に加え、15日(金)に街頭での署名活動も行いますのでご協力いただけたらと思います。各会場ではもちろん、署名簿の回収、お渡しもできます。
お手伝いいただけるかたは、0569-22-7139にお電話、あるいはhanda.hosp.meeting@gmail.comにメールをいただけたらと思いますが、直接会場にきていただくのも大歓迎です。
署名簿の回収は9月19日、20日にもできますので、お気軽にご連絡ください。
最後まで、頑張りましょう!

9月15日(金曜日)16:3018:00    C-フェスタ前

9月17日(日曜日)10:0013:00    クラシティ3F

          10:0013:00    成岩公民館

          14:0017:00    アイプラザ半田

9月18日(月曜日)14:0017:00 アイプラザ半田

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町長の気持ち!?

新聞報道をご覧になり、ご心配されているかたもいらっしゃると思いますが、阿久比町から、当会に「西午ヶ池への半田病院建て替え計画に関する反対要望」が提出されました。(他に、半田市、県会議員にも提出されたそうです。)それに関して、9月1日に下記のような質問状を提出し、本日、阿久比町役場でその返答を伺いました。要望書の提出者は阿久比町長でしたが、対応頂いたのは建設部、総務部の方でした。
 質問の内容と返答は下記にお示しいたしますが、要約いたしますと、

 我々の計画に関する事前確認等はなく、新聞報道だけを情報源とした要望書でした。池の洪水調整機能や矢勝川への影響を裏付ける資料はありません。
 要望書には植大地区の住民が不安を募らせていると記載されていますが、町長以外の植大地区の住民からの具体的な訴えはなく、町長の「気持ち」で提出した要望書であったとのことです。
スライド1阿久比質問状2


・西午が池の利用については貯水量を比べると、半田池に比べて矢勝川の流量に与える影響は小さいと考えますが、午が池の矢勝川に与える影響を示す資料や愛知県の見解はございますでしょうか。
→データはありません。愛知県の見解は、「午ヶ池の洪水調整機能を考慮しなくても十分な河川改修をした」というものです。

半田池は現在、ソーラーパネル設置のために埋め立てられておりますが、その件に関して、愛知県、半田市長、県会議員、報道機関、および民間業者に対して、町長から同様の抗議文を送付されておられますか。もし、そのような経過がございましたら、その際の文書および資料、それに対するご提示いただきたく存じます。半田池の埋め立てに関しましては、私どもも河川への影響を危惧しているところでございます。

→半田市長、常滑市長に要望書を提出しています。新聞報道はされていません。

・また、今回の要望は、西午が池に限定されていますが、東午が池の場合はいかがお考えでしょうか。
→東午ヶ池も同じです。

・午が池は、安政元年、明治24年の地震時に堤防が決壊し、岩滑地区に洪水をおこしています(半田町史p371,374)。ため池ハザードマップ(添付資料)においても、堤防決壊による岩滑地区・植大地区の洪水の可能性が示唆されています。とくに、東午ヶ池に関しましては、耐震診断の結果、健全度がやや低く、堤防改修工事が平成32,33年に実施される予定とのことです。現時点で地震が起これば堤防決壊のリスクがございますが、東午が池の排水にともなう洪水リスク軽減についてはいかがお考えでしょうか。
→知りませんでした。

④要望書の中に、「植大地区の住民の方は、新たな不安を募らせている」とありました。いつ、どなたから、どのような形で、訴えがあったのか具体的にお知らせください。
→具体的に訴えや要望はありません。植大地区の住民=町長とのこと

→(私)そうであれば、植大地区の住民の方、ではなく、私・あるいは町長と書くべきでしょう
この要望書を読むと、植大地区のかたが多数反対されているように受け取る方が多いのではないでしょうか。これに関しては、撤回、修正をお願いします。
ちなみに、同席されたIさんは植大地区に知り合いが多く、評議員や区の役員さんに確認しましたが、午ヶ池の病院計画すら知らなかったそうです。午ヶ池の場所を教えたところ、病院が行きやすくなっていいなあ、とおっしゃっていたそうです。

⑤上述のため池のハザードマップ(添付資料2)は、植大地区の方々には周知されておりますか。植大地区の住民の方々は、午ヶ池堤防決壊のリスクについてご存知でしょうか。
→周知されていません。

⑥最後に、半田病院は、知多半島医療費圏で唯一の中核災害拠点病院です。その半田病院を、災害時にも機能できる場所に建設してほしい、半田市周辺市町からもアクセスしやすい場所に建設してほしいという阿久比町民の声も多く聞かれますが、それに関する要望を半田市に対して行うお考えはございますでしょうか。

→半田病院の位置について要望するつもりはありません。

→(私)半田病院の建て替え問題に関しては、災害時の安全性を心配する声は阿久比町の方からも聞いています。私たちの活動を応援してくれている阿久比町民も多くいらっしゃいます。「住民の不安」から要望書を書かれるのであれば(実際には町長以外の住民からの不安の訴えはありませんでしたが)、午ヶ池についての反対要望だけを提出するのではなく、新半田病院の建設地についても要望しても良いはずです。午ヶ池の件だけ、このように反対要望をだすのはなぜでしょうか。なぜ、具体的な計画や洪水調整機能等のデータの確認もなしに早急に反対要望をだしたのでしょうか。→「町長の気持ちで提出した」そうです。町長の気持ちで提出したのであれば、町長が同席すべきではないかとお伝えしましたが、町長は忙しく、議会が終わるまでお会いすることは難しいそうです。

ちなみに、私の自宅に要望書が届いたのは新聞報道の後でした。その経緯について聞いたところ、半田市には直接提出に行き、私の自宅住所は半田市から聞いたそうです。


阿久比町からの要望書

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