以前、大津波警報、津波警報が発令された場合の対応についてブログに書きました。
新病院を現職員駐車場に建設した場合、
地震がおきて大津波警報が発令された場合にも職員は津波避難対象地域内にある病院へ向かうのか? という問いです。

この疑問について、先日の救急医学会中部地方会にて、
津波
避難対象地域内にある、とある災害拠点病院の救急部の先生へ
「勤務する災害拠点病院では津波警報発令時の職員参集はどうす
ることになっているのか?」 と
質問いたしました

波の進行方向に病院がある場合、
職員は参集しません」とのご回答をいただきました

 職員を危険にさらすような指示はできないのです。
職員が参集できなければ、災害拠点病院としての機能を十分に発揮することは到底不可能です。救急搬送にも同じ問題が伴いますよね。それでは市民の皆さんの安全を守ることはできないのです。
   津波避難対象地域から病院を移してほしいこれが私たちの願いです。


*半田市津波・高潮避難計画においては、津波警報が発令された場合、大きな揺れを感じた場合、あるいは1分以上の長い揺れを感じた場合には、津波避難対象地域から外に逃げるようにとされています。その際には、津波の浸水方向には向かわないこと、河川に沿った避難は避けること、徒歩での移動が基本です。 ちなみに職員駐車場の案では緊急アクセス道路に阿久比川沿いの堤防道路を採用予定です。
避難の基本


 避難対象区域
表は
半田市高潮津波避難計画内にある 「津波からの避難の基本」 より抜粋
図の赤で囲まれた部分が 
半田市高潮津波避難計画による津波避難対象地域です。

まとめ