市側の「耐震性の問題、修繕に多額の費用がかかるためすぐに建てられる職員駐車場」にという主張に対する意見を、議会議事録などの抜粋ともに示します。


①移転延期に伴い必要となるとされる修繕費用140億円の根拠がない。
 *140億円は、配管の抜き取り調査もしていなければ壁の抜き取り調査もしていない(平成28年9月市議会定例会)
 *仮に平成34年度までの使用とした場合の修繕費は、中央管制装置の更新や空調設備の更新などで10億円を見込んでいます。また、平成36年までの使用とした場合、コージェネレーション設備の更新等でさらに6億円程度(平成28年9月市議会定例会)→ということは平成36年までで16億円。
 *修繕に140億かかるとしながらも、慢性期病院として利用するという主張もされていた。これについては半田市長選挙公開討論会で質問をしたが、慢性期病院として利用するか否かの明確な答えはない。
②移転候補地の検討開始(あり方委員会開催)が遅すぎる
 *平成23年度に病院職員による半田病院将来計画検討委員会立ち上げ。この委員会でも建設場所の議論があったのでは??東日本大震災は平成23年!
 *半田市立半田病院将来計画を平成25年12月に策定してから、あり方検討委員会で、建設場所の議論がされる(平成27年11月)まで約2年のタイムラグ。ちなみに新庁舎は平成25年着工、平成27年完成。
 *平成25年9月のパブリックコメントに半田市の山側の建設求める意見あり
  平成26年3月医師会からの高台移転の要望書

③耐震診断は平成15年施行!
 *市長は街頭演説で、「新生児室が危ないので建て替えを急がねば」とおっしゃっていたらしい。→耐震診断は平成15年施行。そこで中央診療棟に耐震性能不足を指摘されているが今になって急になぜ?(資料1)。一方、平成28年9月の住民説明会では、病院建物は耐えられると(資料2)。
④アイプラザの扱いが不明
 *職員駐車場は狭いのでアイプラザを壊すという話があるようだが、アイプラザの土地は県の所有なので買収も必要。解体費も必要。半田市長選公開討論会で壊すのかどうか尋ねたが回答なし。
耐震診断