この土地に関しては、知多南部卸売市場を含め、当初から候補地として考えられていた場所であり、変更になったことに対しては異論はありません。
ただ、ここまできたプロセスには大きな問題があったと言わざるを得ません。
今回の結果は、これまで半田市が主張してきた「職員駐車場以外に病院が建てられない理由」をすべて覆す結果でした。
当初、半田市は
①市街化調整区域での建設は困難
②民有地での建設は困難
→民有の農地での建設には15年かかると説明していた
③まちづくりの観点、コンパクトシティの観点から運動公園周辺はふさわしくない。
と主張していました。
結果ありきの議論ではなく、ほかの候補地にも真剣に目を向け、準備をすすめていれば、病院の早期建設は可能だったのです。病院の老朽化は急におこるものではなく、耐震性能不足は平成15年からわかっていたのですから。
これからは、市民の声に耳を傾け、専門家会議ではなく、広く意見を募り検討する機会をつくっていただくことを強く願います。
また、私達自身、行政の言う「できない」という判断に、簡単にあきらめるのではなく、粘り強く活動することの大切さを学びました。私達の活動はここで1つの区切りを迎えたように思いますが、今後は、病院問題だけでなく、さまざまな分野で、我が事意識をもって活動をしていきたいと思います。
このブログの更新は今回をもって終了にさせていただくつもりです。
この活動に協力してくださった多くの方々、このブログを読んでくださった方々に感謝の想いでいっぱいです。ありがとうございました。